我が人生に煌めきを。

スイクン「θ(シータ)」のお話。





ここは一体どこなのだろう。

僕はどこにいるのだろう。

そもそも「僕」とは何なんだ。

どこから生まれてどこへ行く?


この真っ暗闇が包むこの世界はあまりにも無機質で、寂しいこと極まりなくて。


いつからここに居るのだろう。

なぜ僕はここに居るのだろう。

いつまでここに居ればいいのだろう。


まだ自分の意識が残っているうちに。

「あ...いた......い...」

まだこの"心"が完全に闇に侵食される前に。

「会いたい。会いたい...」

まだこの"目"の光が消えない内に。

「会いたい...君に会いたい......!」

涙ぐむ掠れた声で届かぬ思いを。


今、僕の人生は完全なる闇に向かって歩み出している。

僕自身が闇と化す前に。



「我が人生に煌めきを...」



無謀な僕の願いは「あの人」に届くはずもなく...






解説(´-ω-`)



シータはある重大な罪を犯してしまいました。
それは「神」の為に命を捧げること。(後程詳しく説明)
それでシータは真っ暗な闇の世界に監禁さ
れてしまいます。
初めはそこから出るため色々ともがいてみましたが、その空間はシータを心壊させていきます。
そして最後の最後で願い事。
「もう一度あの人に会いたい。僕をまだ生かしてくれ。」と。
しかしその願いは届くはずもなく消えてしまうというわけです。


勿論、「あの人」というのはディトラさんのこと。死にかけているディトラさんの為、自分の命を捧げようとするシータ。ですがディトラさんがそれを止めます。
なんとか命を捧げることを防ぐことができましたが、その行為はとても重罪なことで、シータは監禁されてしまうと言うわけです。

(実際そんな事は成り茶では成りませんでしたが、まぁ、ポンッと浮かんだので←
パラレルワールドってことで!←)


「シータの願いは届かなかった」訳ですが、
何らかの原因でシータの願いがディトラさんに届いて、助けに来てくれるとか...ね((
俺得です妄想が止まりませぬwww