小説

恋した茶うさぎ

自宅ミミロル♀シフォンちゃんが失恋した話。 あたしのヨシにぃ ローゼオ君にとられちゃった。ヨシにぃもローゼオ君の事が好きなんだって。毎日毎日うきうきしてた。ヨシにぃと会うと顔が熱くなって、自然と笑顔が溢れるの。会うたびヨシにぃの事が好きになっ…

最愛の

ちちち、となく鳥の鳴き声が朝がきたことを知らせた。けど、暖かい布団に包まれているのが心地よくて、とりあえず上半身だけ起こす。ふと窓の外を見ると、先ほど鳴いていた鳥だろうか。2羽、向かいの柵に止まって互いに仲良く囀りあっているのが見えた。朝…

バカがうつる

俺達は産まれた時からずっと一緒だった。俺達は馬が会っていて、三人共何をするにも一緒だった。三人で一つのようなものだったというのに。「今日の晩御飯はスパゲッティにするかな。」「えー!?魚がいいよ!」「肉だろ、肉。」見事にそれぞれ正反対のメニ…

貴方に会いたいの。

自宅デスカーンさんのお話。 「ねえ、鬼六。」「………」「泣いてるの?鬼六。」「…………」「そんな悲しい顔しないで?」「私は、また…この手で……人を、殺めて しまった……」「そう。」「…………」「でも、それは本当の鬼六がやった事じゃないじゃない。」「でもそい…

放し飼いの出来ない低能な犬

If。肉奴隷にされた辻丸の話。 ……視界がぼやけて意識が朦朧としてくる。そんな視界に映るは横になった床と人。…横になっているのは自分であると気付いたのは頭部をおもいっきり蹴られた時だった。 その痛みは例えようもない。「がっ………はっ……!!」「"ご主人…